1.赤ちゃん誕生

1999年9月9日、白次郎に6人の赤ちゃんが産まれました。
お父さんは玉の助。
母子共に健康で、一安心。saki家は、喜びの渦に包まれました。


            MLへの投稿より


昨日、我が家のJパールの白次郎(♀)に、
待望の赤ちゃんが、産まれましたので、報告します。

以前、8/28に、白次郎と玉の助(Jサファイアブルー)の交尾のことで、
載せさせていただきました。
(交尾は8/23でした。)
無事、妊娠していたらしく、その後も、順調にお腹が大きくなり、
17日目にして、かわいい赤ちゃんが、たくさん産まれました。
現在、6人は確認しています。

母子共に、元気なようで、時々、ミューミュー鳴いています。
餌をやると、白次郎が、ビュンと走り出てきて、
お腹には、赤ちゃんが、ブラブラリン。
おかまいなしに、餌をむしゃむしゃ。
もう、間違って、赤ちゃんを食べてしまいやしないかと、ドキドキです。
ゴールデンの出産は経験があるのですが、ジャンガリアンは初めてで、ビクビクもんですが、
ソッとしておくよう、気を配っています。
ビーフジャーキーや、ミニトマトや、ニンジンなどの、赤い物を
白次郎がくわえているのを見るたびに、赤ちゃんと間違えて、
ドキリ!としています。

無事、健康に育って欲しいです。
そこで、里親さんを、募集します。
既に、1名確保しているのですが、ぜひ、かわいいパールか、サファイアブルーになると
思いますので、よろしくおねがいします。
私の家の近辺の方には、来ていただくか、お届けできると思います。

実は、私の親戚の家が、ペットショップで、
そこで、引き取ってもらうことは、できるのですが、できれば、かわいがって下さる方に、
直接お渡しできたら、うれしいなあと思います。

長くなりました。
とっても、うれしかったので、みなさんにぜひ、ご報告したかったのです。
これからも、よろしくアドバイスお願いします。



 
2.白次郎が☆に そして赤ちゃん1匹も

しかし、喜びも束の間、産後3日目の9月12日。白次郎の様態が急変したのです。
胸の辺りは、汗でびしょびしょです。苦しそうな様子で横たわる白次郎を
sakiは大急ぎで、動物病院に連れていきました。
乳線炎を起こしていたのでした。
つい、前日の夜までは、sakiの手から、餌を奪うようにして食べていた白次郎。
白次郎は、どんどん弱って行きました。
病院からもらった、消炎剤入りの栄養剤を舐める気力もなく、
sakiや、Tommyが見守る中、あっという間にハムスターランドへと旅立ってしまったのです。
その時、既に、1人の赤ちゃんは、☆になっていました。
白次郎の胸からは、おっぱいなどもう出てはいなかったのでしょう。

残された5人の赤ちゃんを前に、sakiとTommyは泣いていました。
この小さい赤ちゃん。
お母さんを亡くして、☆になってしまうのを待つしかないのでしょう。
でも、まだsakiの手の中で生きています。
間もなく、息絶えるに違いないと思ったsakiは少しでも暖かいように、
泣きながら、ずうっと手の中に抱いていました。

☆になる前の、白次郎。血がにじんで痛々しいです。 お母さんに、先立たれた生後3日目の赤ちゃん達。
まだ、この時は、丸々しています。




9月12日(日)生後3日目 =人工保育1日目=

14:36 白次郎死去。
その1時間ぐらい前、パールベビー1人、死去。

生きている。
この子達は、生きているんだ。
何とかせねば。
口に、イヌミルクをつけてやる。
舐めることはできない。
19:30 薬局で、アンプル用のストローをもらう。
授乳を試みる。
口にあふれて、飲めない。
21:13 ML投稿

             MLへの投稿より


先日、白次郎の出産を報告しました。
とても、母子共に元気だったのですが、今朝方から、急に
白次郎の様子がおかしくなり、病院に連れていったのですが、
9/12 14:36に亡くなってしまいました。

白次郎の話を、書かせて下さい。

昨夜は、元気に餌を食べていたのに、
今朝方から、急に様子がおかしくなりました。
身体の内側(手足、首の辺り、お腹の辺り)が、びしょびしょで、
ぐったりしていたのです。

びっくりして、しばらく観察していましたが、昨夜の元気は
まるでありません。
授乳中に、ドクターに触られるのは、ストレスかとも
思ったけれど、、あまりの様子の悪さに、病院に連れていきました。

診断の結果、右のおっぱいが一カ所腫れて黒ずんでいるので、
そこからばい菌がはいったのかもしれないとのことでした。
乳線炎から、敗血症になったら、命が危ないと。
でも、授乳中なので、抗生物質は飲ませられないとのことで、
炎症を抑える薬が入った、栄養剤だけ出してもらってきました。
病院でも、お手本に、薬を飲ませてもらったのですが、
ぐったりしてて、口も開きません。
何とか、流し込んだような形です。

産後、母親が突然亡くなる話もよく聞いていました。
もう、すごくすごく、心配で、いてもたってもいられなくて。
ずうっとケースを抱えて、膝で温めながら、様子を見守っていましたが、
どんどん悪くなってきました。
おっぱいからは、血が出て、そこを赤ちゃんが、
吸い付くと、とても痛いようで、身をよじって、
白次郎が暴れます。
もう、ぐったりして、目を半開きにしたまま、
ただ、じっと横たわっています。

その後、私と同居人が撫でたり、ボロボロ泣きながら、声をかけたりして
見守る中、白次郎の命が尽きました。
赤ちゃんの1人も、☆になりました。
今まで、残りの子を、ずうっと、手の中で温めていましたが、
何もできないので、ホカロンをタオルで包んで、ケースの下に置いてやり、
見守っています。
泣きすぎて、ボーッとしています。

赤ちゃんの人工保育は、不可能と病院では言われました。
でも、今、まだ命があるので、温めたり、イヌミルクを細いストローでやったり
肛門の辺りを、指でそっと刺激して排泄を促したりしています。
すごく、無力です。
せめて、赤ちゃんが生後2週間ぐらいなら、育てられるのに。
何か、私にできることはないでしょうか?
どうか、アドバイスをお願いします。


22:07 MLにSさんから、くわしい人工保育の方法が寄せられる。
ありがたい。

          MLに寄せられた投稿より


難しいのは確かです。
特に生後10日以内の赤ちゃんは難しいようです。
でも、絶対に不可能ではないと思います。

>せめて、赤ちゃんが生後2週間ぐらいなら、育てられるのに。
>何か、私にできることはないでしょうか?
>どうか、アドバイスをお願いします。

そうですね、生後2週間なら十分に育てることができますね。

さて、ミルクですが、犬用のモノにブドウ糖を少し混ぜてあげると良い
ようです。もしくは、小動物用のミルクが売られていますので、それで
もいいです。計量用のスプーンも入っています。
ミルクを与える間隔ですが、大体2時間おきぐらいだそうです。ミルク
を飲み終わるとsakiさんもしたように排泄をさせてあげます。脱脂綿
をお湯で湿らせて刺激してあげると、母ハムが舌で刺激するのと似た感
じになって排泄し易いと思います。
与えるときはストローだと、口の周りにこぼれたり体を汚したりします
から、細い筆を使うと良いですよ。ミルクがこぼれたときのために、ティッ
シュで赤ちゃんをくるむようにして持つといいです。
赤ちゃんをひっくり返してお腹を見たときに白いミルクが見えている間
は、赤ちゃんは空腹ではないそうです。
保温は大体33度ぐらいが良いそうです。まだ毛が生えていないので少
し湿度もあった方がいいそうです。

人工保育中は毎晩がほとんど徹夜状態になると思います。
以前1週間目ぐらいに母ハムが亡くなって、残った子供達を育てた人が
います。7匹の赤ちゃんにミルクを順番に飲ませていると、7匹目にミ
ルクを与え終わったときに、1匹目が空腹になっていて・・・そんなこ
とを延々繰り返したそうです。

sakiさんところはまだ3日目の赤ちゃん達でちょっと厳しいかなと言
う気もしますが、何もしないで亡くなっていくより出来る限りのことを
してあげた方がsakiさんにも子供達にも良いことだと思います。

ハムの神様がsakiさんに力を貸してくださいますように・・・


22:30 コンビニで小筆捜すが、ない。
2〜3時間おき アンプルストローで、授乳試みる。
残された子は、パール2人、サファイアブルー3人。
命ある限り、ちょっとでも長く、生かしてやりたい。

MLへの投稿より                                                


早速のありがたい re−mail 、
ありがとうございます。
本当に、ありがたいです。
具体的な、授乳方も、とても参考になりますし、
第一、心配して下さるそのお気持ちが
何より、励みになります。

母親が死んでから、10時間ほど、経ちましたが、まだ何とか、元気に
5人とも、動いています。
でも、お腹に白いミルクが見えるほどは、飲ませられず、だんだんしわしわに
なってきました。

コンビニに、小筆を捜しに行ったのですが、なかったので、
いまのところ、アンプル用の細いストロー(直径2mmぐらい)で、
授乳しています。
何とか、口をもぐもぐさせてくれると、とてもうれしく、
ずうっと、自分の赤ちゃんに声をかけるように、
「ああ、そうそう。上手やねえ。」って、励ましながら与えています。
排泄も、最初の頃は、黄色いうんちを上手にしたのですが、
だんだん、お腹の中にミルクがなくなってきたのか、
殆ど、しません。

自分のできる範囲で、精一杯のことをしてやりたいと思います。
ほんとうに、ありがとうございました。
また、見守って下さいね。

  

  

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