5月19日(日) 今日の行事はシカゴ交響楽団のホームグラウンド
シンフォニーセンターで、先生の生徒たちと
5分だけでも舞台の上で吹くことだ!
僕がこっちに来てから合奏練習は2回。
みんな面白い子たちで、良い感じ。
でもほとんどの子と喋ってないけど。
こういう時は言葉の壁を感じてしまいますな。(笑)

それでも今日は2年前にも会ってて
僕は覚えてるアレキって子とちょっとしゃべったかな。
その生徒の中には日本人の子もひとりおるんやけど
そのお母ちゃんともしゃべったな。
もちろん、日本語で。(笑)
いやぁ、ここじゃ日本語通じる人全てと友達になれそう。

そんなことは置いといて、すごいきれいホールやねん。
客席は4層ぐらいにわかれてて、全体的に丸いねん。
すっごいよぉ!
高尚って言葉がピッタリ。
そんなところでわけのわからん格好させられながらも
なんとか無事吹いて参りました。

これ終わった後は死ぬほど疲れて即ベッド。
                                Tommy
5月20日(月) 今日は待ちに待った小学校訪問ですぜ!
先生は月何回か、日本語のクラスのあるシカゴの小学校に
日本の文化や音楽を教えに行ってるんやけど
それのお供にね。
小学校って言っても8年まであるから
デカイやつはデカイのよ。
ちょっとビビってしまいそうやったけど、
そこは旅慣れテーラー、肩で風きって...ん?

いやいや、とりあえず日本語担当のデニエって
黒人の先生と共にいざ出陣でごわす!
まずは黒人の子もその他、いろんな血が混じった子も
いっぱいいると思われるクラスへ。
何歳かはさっぱりわからへん。(笑)

こっちの学校は担任がいつも子どもの側にいて
何かあれば他の先生の授業中であろうが何であろうが
呼んで、怒ったり外に何か取りにいかしたり。
親と思われる人は次々入ってくるし、何がどうなってるやら。
授業に遅れた子は、授業なんて聞かずひたすら
「私はこれから真面目に勉強します」って感じの文を
ページいっぱいに書かされてるし。
しまいに喋ってうるさい子なんかは「廊下に出ときなさい!」
今の日本じゃ余り見られなくなった光景...
それに廊下は日本の4倍ぐらい広いから、寂しいんだ。
う〜ん、パワフルだ。

話を戻して、今日教えることは「うさぎとかめ」の歌。
この授業は2回目らしく、今日は歌詞を覚えて
手(アルプス一万尺〜みたいな)をつけて歌いましょう!って
感じのことをする授業でした。
オルガンを持って行って、僕とデニエが見本。
あとは、ひらがなの間違い見たり、なんちゃらかんちゃら。
いやいや、かわいいですよ、こっちの子どもは。

このほかにもバイリンガルのクラスと
ごく普通に見えるクラスにも行ってんけど
みんな最高にかわいいし素直!
必死かつ楽しそうにやるねん。
発音も上手いし。

僕が行くのは初めてなので
デニエが日本語で生徒に挨拶や質問をさせたんやけど
中には「あなたは9歳ですか?」とか
「あなたはメキシコ人ですか?」とかおもろい質問もあったなぁ。

なんて楽しい!
次の水曜日も行くみたいなんで
めちゃ楽しみです。

夜は地域のバンドと演奏。
こちらも色々良い経験をしたんですが
長くなるし、大して良い話でもないんで
省いておきます。

とにかく今日は今まで生きてきた中で
一番良い日じゃないかと思えるぐらい楽しかったですたい!

はい。(アナウンサーがVTR後に必ず発する一言)
                                 Tommy
5月22日(水) 今日は月曜日に続いて2回目の小学校訪問。
今アメリカ初の早起きに(といっても7時)に挑戦したんですが
それとは別に朝から腹が痛くて、
思うようにいきませんです。
元気良く学校に行ってやろうと思っていたのに
そんな時は、車酔いもレベルUPで、気持ち悪〜い。
んで、まぁクラスに行ったんですが、
今回は6年生。
6年には見えん(あらゆる意味で)子の集まりで
いったい6年生とはどんなものかも忘れてしまったぜよ。
日本人の感覚で言うなら小4〜中3の混合クラスやね。

2クラス目は5年生。
あれ!?ってゆーぐらいみんな5年生っぽいねん。
いったいアメリカ人の5年と6年の境目には何があるんだ?
取り組む姿勢も全然違う。
幼稚園と中学校の差。
後者はかわいいでっせ。
前者もかわいいっちゃかわいいねんけど、
見回してみると2人ぐらいジェロム・レ・バンナ(※)
みたいな男の子もおるし。

んで、この前真っ白になったリチャードのお母さんと
昼一緒に食事。
かすかな心配を胸に行ったものの、
なんてことはない、元気まんまんおばあちゃんでした。

んで、ちょっと休憩(気分も優れんので昼寝)のあと
先生のレッスンへついて行く。
子ども達で集団を作られると
言葉の壁に阻害されるものの、1対1なら何とでもなるからね。
そこでもなんか色々ありつつ
これまた良い経験。
最近上り調子な気がしてたまりません。(笑)

帰りにあろう事か日本に置き去りにしてしまっている
辞書の代わりを買いに日本の店へ。

そういや昨日はチャイナ・タウンに行って
ニンニクどっぷり使ってそうな料理ばかり食ってきた。
どうも、こっちに来てからニンニク摂取量が増えたなぁ。
でも、アメリカは広すぎて車じゃないと行けない部分が
多く、なかなかたまりにたまっている(はずの)
ニンニクパワーが使えない...


※ジェロム・レ・バンナ
格闘技K-1の代表的選手。フランス人。
僕が最も好きな格闘家。
                               Tommy
5月28日(火) 今日は初単独ボランティア。
朝の7時半にラングストン・ヒューズ小学校の教師
ジェームズ“ジム”ライアンに拾ってもらい
学校へ。
その学校は前にも来たことがあって2回目なんですが、
100%アフリカ系アメリカ人の学校なんですね。
つまり、みんな黒人。
んで、そこでは日本語の授業が盛んに行われていて
日本の踊りなんかもやってるんですよ。

その昔、故小渕元首相がシカゴに来たときに
ラングストン・ヒューズになんかの機会に訪れたときに
その踊りやら、日本語の上手さやらを目の当たりにして
いたく感動されたそうなんです。
そこで小渕さんも生前はよく訪れていたとかで
今では顔しかしらないですが小沢さんが
その精神を引き継いでいるんだとか。
数年前には日本に招待されて
日本語クラブ(踊りをする)子たちと日本語の先生2人
それと、今回泊めてもらっている先生たちで
日本に行って、政治家やらの前で発表をしたんだそうです。
長くなってしまいましたが、こーゆー学校です。

とりあえずは、日本語の先生のアシスタントで、
一番の問題クラス(といわれている)教室へ。
問題とゆーのは、深刻な問題ではない、
ただうるさいだけのクラスみたいで、ホッとしました。
ホッとするとゆーよりは、めちゃ面白いクラスで...(2年生)
フルートを吹いたんですが、その盛り上がりようといったら
文章で説明できるもんじゃございません。
「オー・マクドナルド」が一番の人気で、何度も吹きました。
(日本じゃイチローさんの牧場で〜いやいやよ〜♪かな?)

その後5年生も授業をして、
水曜日にある発表のリハにおつき合い。
踊りのリハなんですけど、これはスゴかった。
日本の踊りと黒人のリズムが格好よくミックスしてんねん!
いやぁ、すごい!
31日にもそーゆー発表会に先生と篠笛で出るから
楽しみでごんすな。

またジム・ライアン先生に乗せてもらって帰宅。

その後ホワイト・ソックス対ヤンキース戦を見に行き
大いに盛り上がり(負けたけど)そして寝ました。

                              Tommy
5月31日(金) まずは、前にも話したラングストン・ヒューズに
8時ぐらいから行って、発表の場へ。
ここで思わぬ幸運が!
スクールバス(ちょっとしたこと参照)に乗れる!!
乗る前に、この前教えたクラスの子たち(2年生の)と遭遇。
こんな不思議な事ってないですよ。
この前まで、日本で高校生やってた人間が
黒人のしかも大勢の子ども達から名前よばれたり駆け寄ってこられたり、
ハイタッチ(僕にはロータッチ)求められたりするなんて。

今日は(しょっちゅうどっかで発表がある)なんとかって小学校で
発表やねんけど、そこも黒人の子ばっかり。
そこで、僕もはっぴみたいなん着て吹いたり、踊り見たり。
これがまた本当にスゴいのよねぇ。

んで、みんなで用意されてたピザを食べて。
ここも楽しい。
素晴らしすぎる経験だ。

でも一番面白かったんは帰りのバスの中。
ピザで腹もふくれて元気満々の子ども達が
まずは最近習ったばかり(僕も教えた)の
「春が来た」ラップヴァージョンをみんなで歌う。
やっぱり血が違うんかな。
このリズム感(中には1年生ぐらいの子もおるのに)ってのは
日本の一般人の及ぶところじゃないですな。
その後「チアーズ!」って映画の曲を中心に延々歌・歌・歌!
これまた感動したねぇ。

んで、名残惜しくも先生と帰宅。
そしてフルートの最後のレッスンについて行く。
今日は4人。(水曜にも他の4人と最後のレッスンをした。)
レッスン前に一緒に練習したりもしたし。
基本的にはやっぱり10歳前後の生徒が楽しい。
一番最後の子は兄ちゃんもそこの教室でピアノとヴァイオリンしてて
お母さんと、2歳ぐらいの女の子と生まれたての子の
5人がレッスンの部屋に入ってることになる。
その兄ちゃん(10歳ぐらい)がめちゃおもしろくて
先週から仲良くなっててんけど、今日も面白い。
3番目の子も僕になついて、あれよあれよとゆー間に
土曜日泊まらせてもらうことに決定!
ほっほ〜!!!

その子たちと別れた後は
マーティン・ショート(ちょっとしたこと参照)のライブへ!
音楽家じゃなくてコメディアンですよ。
なんでそれに行くかってと、リチャードがその後ろで
ベースを演奏するからってわけです。
75ドルリチャードに渡しててんけど、
招待客として入れて、丸々戻ってきた。
これがまた死ぬほど面白いんだ!
笑った笑った。
かなり前の方の席で、しかも通路側だったんですが
そこに2〜3回マーティン・ショートが降りてきてもう感激!!
さすがに歳をとってしまいましたが
あのかわいらしい笑顔はそのまんま。
いやぁ、改めてファンにならせてもらいます!!

んなわけで、この長さからも想像できるように
今日は最高の1日でした。
すんません、長くて。
                                     Tommy
6月5日〜6月9日 実はこの間、ケンタッキー州に行ってたんですよ。
どこにあるかは地図を見ていただければわかるのですが
南北戦争時に南なのか北なのか困ってしまうような
位置にあるんだそうです。

なぜそんな所まで行ったのかというと
昔、先生がお世話になっていたところの娘さんの
高校の卒業式に出るためでございます。
その娘さんは妹で、お姉ちゃんもプリンストン大学
そして妹もプリンストン...
あぁ、なんてスゴイ。
「ビューティフル・マインド」の主役の人も
行ってたような学校ですよ。

場所はルイビル。
こっちの卒業式は初ですが、なかなかスゴかったです。
大きな教会で...
どう説明すりゃ良いのかわからんので
各自想像を願います。
それが終わった後にその家(これまたデカイ)で
盛大なパーティー。
こっちもスゴくて、来客数65名だとか。
楽しかったですねぇ。
でも半端じゃなく緊張します。
だってどの人もしゃべりかけてくる可能性を
十分に秘めてるんですよ!!
いやいや、さすがに疲れました。
その間は、先生の友達のバイオリンの先生の家に
泊めてもらっていました。

次の日はぶーらぶらして、夜から
こんな時代に禁酒法(そういうと大げさ)の敷かれている
街エリザベス・タウンへ。
そこへ行った理由は、昔先生が働いていた
日本人補習校(土曜日だけある)の遠足のお手伝い
それと、この度初めて作られた校歌の伴奏隊として
ついて行くためなんでございます。

そして次の日。
行く場所は、世界で一番でかい洞窟マンモス・ケーブ。
それ全体はでかすぎて、全部回るには
8時間も要するそうなんで、その一部だけ。
それでもスゴくて、「ロード・オブ・ザ・リング」の
オークやらトロールやらが出てきた坑道(だったけ?)を思い出しました。

日本人補習校の生徒は20人ぐらいで
本当にちっちゃい子から僕ぐらいの子まで。
極力仲良くするように努めたので
これまた良い時間を過ごせました。

本当、人生捨てたもんじゃないですよ。(笑)
                                   Tommy
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送